佐々木朗希に衝撃受ける海外「クレイジー」「エグい変化球」「彼は本物」

WBC準決勝メキシコ戦で投球する佐々木朗希(23年3月20日)|Wilfredo Lee / AP Photo

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦は日本がアメリカを下し優勝。大谷翔平選手だけでなく、多くの日本選手の活躍がメディアに報じられた大会となった。なかでも話題となったのは160キロ超の豪速球を連発した佐々木朗希投手だ。登板した準決勝の日にはツイッターのアメリカでのトレンドで1位になるほどの注目を受け、野球ファンたちからは「ぜひうちのチーム」にと熱いラブコールが寄せられた。将来のメジャー入りは確実視されており、争奪戦が予想される。

◆大谷クラスの大器 米関係者絶賛
 メジャー・リーグの公式サイトMLB.comは、すべての野球ファンは佐々木朗希を知っておくべきだとし21歳の若さで、彼はすでに日本の球界で最もエキサイティングなピッチャーになっているとべた褒めだ。一世代に出るか出ないかの大谷翔平クラスの逸材だと解説しており、ほかのメディアや専門家も、軒並み佐々木投手の豪速球に衝撃を受けている。

「佐々木朗希は本物だ」


メキシコ戦でのコメント。「佐々木は最初の2イニングに160キロ超を15球も投げた。それがクレイジーに聞こえるのは本当にそうだからだ」


164キロの佐々木の速球を見て、「(メジャー挑戦可能な)3年後に向けて彼の名前を書き留めておけ」とアドバイス


アトランティック誌のシニアライターの投稿。「長年の評論家が佐々木の速球を『真面目な話、人生で見たなかで最高の速球』と私に話してくれたことがある。これがそれだよ」


アメリカの著名野球アナリスト、ロブ・フリードマン氏は佐々木のエグい変化球に注目。「これでまだ21歳だ」

Text by 山川 真智子