フランスでもLINEブームなるか? 3つの評価ポイントとは
全世界で2億ダウンロードを突破した、無料電話・メールアプリ「LINE」が、欧州市場でも攻勢を強めています。今年の3月より、フランスでもダウンロードが可能となっていたのですが、半年の助走期間を得て、本格的なプロモーション活動が開始されました。
先に広まったスペインでは、ユーザー数は1500万を突破し、iPhoneユーザーの40%がダウンロードしているという。FCバルセロナとのコラボレーションによるスタンプが、スペイン語圏でのLINEの地位を確固たるものにすると見られています。
LINEが人気のわけは、Facebookに比べて機密性が高い点にあるのではないかといわれています。実名を必ずしも入れなくても良く、仮名での登録が可能で、他のソーシャルネットワークに比べてプライベートな場面で使われます。さらに、Facebookやgoogleに比べて、広告が少ないのも人気の理由であろう、とジャーナリストは分析しています。
うさぎのコニーやくまのブラウンなどをはじめとして、種類が豊富なスタンプ。そのおかげで、感情が伝わりやすい点が他のアプリと違い評判になっている、とフランスメディアは伝えます。海外では、SMSで絵文字を使う事が定着していないため、この「日本流カワイイ」は新鮮に映っているようです。
【ネット上の反応】
このニュースを伝える記事には、下記のようなコメントが寄せられています。
・好意的な意見
「ダウンロードしてみました。Facebookと違って、電話番号を知っている人にしか送れないという機密性が良い。まぁでも今の時代、本当にプライバシーを保てるなんてありえないんだけれども。」
「スタンプがカワイイ。これで日本の友達ともやりとりが簡単に出来る!」
・疑問・否定的な意見
「キレイでシンプルで使い勝手が良いアプリだとは思うけれども、唯一の不満は最新のスマートフォンへの対応がされていないこと。せっかく高解像度の電話でも、アプリがそれに対応していないのが残念。次のバージョンでは期待しています」
「タブレットで使えないのが本当に残念!」
総じて、広告の少なさ、プライバシー、かわいいスタンプが評価されているようです。