「過去最高のコスパ」iPhone XR、米紙も絶賛 XSとの違いは?

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 アップルから10月26日に発売されるiPhone XR(アイフォーン・テン・アール)が、そのコスト・パフォーマンスの高さで注目を集めている。750ドルという低価格(国内価格8万4800円から・税別)ながらこれといった欠点もなく、絶妙な価格設定と機能のバランスが人気だ。先行テストを行った複数の海外紙は、1000ドルの上位機種・同XS(テン・エス)および1100ドルで大画面の同XS Max(テン・エス・マックス)と比較した上で、非常にポジティブな評価を与えている。

◆低価格でパワフル
 6色のカラー・バリエーションで展開するXRは、安価ながら高い性能が魅力だ。プロセッサには上位XSと同じく、最新のA12 Bionicを搭載する。ニューヨーク・タイムズ紙(NYT、10月23日)は、「スマートフォンの価格が天井知らずの時代」において、750ドルの価格で1000ドルのXSに匹敵する性能とは安心できる、と歓迎している。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ、10月23日)は、これまでのどのiPhoneよりもコスト・パフォーマンスに優れると評価。「ほとんどに人にとって“ちょうどいい”iPhone」だと勧めている。より高い価値を求めるならばより多くの金額が必要になるiPhoneシリーズだが、XRはその例外だという。

 ワシントン・ポスト紙は、上位XSの75%の価格で95%の性能を手に入れることができると評価。ここ数年で最も価値のあるiPhoneだと述べ、価格と機能のバランスを好意的に受け止めている。

Text by 青葉やまと