上半身はほとんど食べ尽くされ… クマに襲われた男性が死亡
画像はイメージ( Charles J. Sharp / Wikipedia Commons )
近年、日本ではクマによる人身被害が相次いでいますが、海外でも同様のケースが増加しています。
クマに襲われた男性が死亡
そこでYouTubeチャンネル「When Animals Attack」が、アメリカのキャンプ場で発生した事故を伝えました。
ある夏の日、有名観光地イエローストーン国立公園付近のキャンプ場で、多くの家族連れがキャンプを楽しんでいました。
そこは人里離れた森の中にあり、サイト同士の間隔も広く、非日常感とプライバシーが保たれていることが人気の理由だといいます。
ところが午前2時を過ぎた頃、一帯に響き渡る突然の叫び声で全員が目を覚ましました。
犬と一緒に滞在していたロナルドさんとマリアさんカップルは、テントの揺れとともに何者かに足を噛まれ、激痛で飛び起きたのです。
ロナルドさんはそれを思いきり蹴った後、明かりをつけて傷を確認すると、皮膚が裂け骨まで見えるほどの重傷を負っていました。
するとまたすぐに別の場所で「クマよ!」と驚く女性の悲鳴が。
次の犠牲者はカナダから来ていた58歳の女性で、突然腕を激しく噛まれたため、機転を利かせて死んだふりをしたそうです。
非常事態を受け、近くにテントを建てていたウィルヘルムさん一家は急いで停めていた車に逃げ込みました。
その途中、血だまりのなかで横たわっている女性を目撃し、一家はクマを追い払おうとクラクションを鳴らし続けることに。
そんななか、次にクマは釣りとカヤックが趣味だったというミシガン州から来たケヴィン・カマーさんを襲撃しました。
クマはテントを破壊すると頭部を攻撃し、彼に噛みついたままテントから引きずり出します。
その後、しばらくして通報を受け駆け付けた当局職員は、上半身をほぼ食べ尽くされた状態のケヴィンさんの遺体を発見。
数日後、現場近くに設置された罠に1頭の雌のクマがかかり駆除されたほか、その子グマたちは動物園に保護されたということです。
この事故に対し、ネット上では「クマが生息するエリアでのキャンプは絶対にしたくない」「就寝中のキャンパーたちを次々と襲った恐ろしいクマ」「寝ている時に突然襲われるって、どれほど怖かったことだろう」「亡くなった方の遺体を想像すると言葉が出ない」といった驚きの声が寄せられています。




