近年、世界的にクマの出没情報が増加しており、住宅街でも遭遇するケースが相次いでいます。

【動画】幸いにも軽傷で済んだが…　クマに襲われた高齢夫婦

クマが高齢夫婦を襲撃

イギリスメディア「INDEPENDENT」によると、2025年11月19日、アメリカ・ネバダ州ステートラインで、クマが高齢夫婦に襲いかかる事故が発生しました。

午前4時半頃、タホ湖近くに建つ民家で87歳の男性が自宅のガレージに入ったところ、1頭のクマに遭遇。

当時、クマは食料を求めてガレージを漁っていたといい、男性は後ずさりをしながら自宅に避難しようとしました。

ところが男性の後を追い、クマも自宅に侵入。

同じく87歳の妻と男性の2人に襲い掛かったそうです。

幸いにも2人は引っ掻かれただけで済み、その後クマは外へ出て行きました。

彼らは病院で手当てを受け、その日のうちに帰宅したということで、同州の野生生物局は「彼らが軽傷で済んだと聞き大変嬉しく思います」とコメント。

「クマはまだ過食期、つまり冬眠に入る前にできるだけ多くのカロリーを蓄える段階にあります」と述べ、クマの生息地域に住む人々に対し、ゴミの適切な処理や早朝および夜間の外出を避けるといった注意を促しました。

この出来事に対し、世間からは「引っ掻かれただけで済んだのは不幸中の幸いだ」「まさか自宅にクマがいるとは思わないよね」「今やいつどこで遭遇してもおかしくない状況」「普通、空腹のクマは狂暴なのに軽傷だったなんて」といった反応が寄せられました。