高市首相「マウント取れる服を買わなくては」 安藤議員から「安物の服だと舐められる」指摘

ASSOCIATED PRESS

南アフリカで開催されるG20ヨハネスブルグ・サミットへの出張に向けて、高市早苗首相が準備を進めている様子を自身のSNSで明かしました。

【画像】出張に向かう高市早苗首相

高市首相が出張に向けて準備

投稿によれば、往復の給油時間を含めて21時間の飛行、サミット中のセッションや首脳会談が2日間に及ぶため、合計4日間の出張になる見込みです。

特に前日の朝は、出張荷物のパッキングのために日程を空けてもらいながらも、洋服選びに時間がかかってしまったことを報告。

首相は、去る11月14日に行われた参議院予算委員会での際、安藤裕議員から「高市総理をはじめ各閣僚は各国のトップと交渉しなくてはならない。ならば、日本最高の生地を使い、日本最高の職人さんが作った服でしっかりと外交交渉してもらいたい。安物の服で対応していたらなめられる」と言われたことを明かしました。

高市首相自身は、日本最高の生地や職人による仕立て服を所有しているわけではないとのことですが、安藤議員の言葉を受け、クリーニングから戻ってきた服の中から「安物に見えない服」「ならぬものはならぬという服」を選び、数時間かけて準備したと綴っています。

最後に首相は、「手持ちが少なく、皆様が慣れたジャケットとワンピースの組み合わせで荷作りを終えましたが…外交交渉でマウント取れる服、無理をしてでも買わなくてはいかんかなぁ」と、自嘲気味に締めくくっています。

Text by 浅田 一