「クマを見たよ!」 家族に写真を送っていた2日後に死亡

画像はイメージ( Jitze Couperus / Flickr

日本だけでなく、海外でも人が野生のクマに襲われるケースが相次いでいます。

【動画】男性が最後に見たのは… クマに襲われ死亡

クマに襲われ男性が死亡

アメリカメディア「FOX NEWS」によると2025年10月2日、アーカンソー州マウント・ジューディア近郊のオザーク国立森林公園で、1人の男性の遺体が発見されました。

彼はミズーリ州在住で、数日前から公園内のサムズ・キャンプ場でキャンプをしていたといいます。

彼の家族から「長時間に渡り父親と連絡が取れない」といった通報が警察に寄せられ、付近を捜索したところ、男性の遺体を発見。

遺体には争った形跡のほか、クマによるものと見られる深い傷があり、キャンプサイトから数百メートルほど引きずり出され、離れた場所に横たわっていました。

また、その2日前に男性はクマの写真とともに「クマを見たよ!」というメッセージを家族宛てに送っていたことが分かっています。

目撃されたクマと彼を襲ったクマが同一個体かは定かでないものの、当局は引き続きクマの行方を追っている模様です。

現在キャンプ場は一時的に閉鎖されており、アーカンソー州では30日間の間に2度目のクマによる襲撃だということです。

世間からは「被害者と遺族の方に心よりお悔やみ申し上げます」「遺族はこの悲劇を乗り越えられますように」「クマに襲われて終わる人生なんて悲しすぎる」「本来クマは人間を恐れるはずなのにね」「最近はクマによる被害が増加していると思う」といった意見が寄せられています。

Text by 春野 なつ