逃げろ! スーパーに3m級の巨大ワニが侵入し客が騒然
画像はイメージ(César Rincón / Flickr )
スーパーマーケットにワニが侵入し、人々を震撼させる出来事がありました。
スーパーに巨大なワニが出現
この件は「People」をはじめ複数の海外メディアが報じています。
舞台となったのは、インドネシア・ノルト・マルク州タリアブ島の「Fujiyama スーパーマーケット」。
体長約3mの巨大なワニが店内に入り込み、買い物客を驚かせました。
現地当局によると、ワニは大雨により生息地が冠水した影響で街中に迷い込んだ可能性があるとみられています。
店内では、脚立を使ってとりあえず店の外へ追いやろうとする姿も映っていました。
こうした出来事はインドネシアでは決して珍しくありません。
同国は世界でも有数のワニ生息地で、とくに「イリエワニ」は体長が6mを超えることもある世界最大級の爬虫類です。
沿岸や河川、マングローブ林などに広く分布し、人の生活圏にも近いため、各地でしばしば遭遇例が報じられています。
その後、5~6人の消防隊員がワニの頭を押さえ、口をロープで縛る捕獲作業を1時間以上かけて行いました。
最終的にワニは隊員に抱えられ、安全な水域に放たれたということです。
幸いにも負傷者は出ませんでしたが、警察は「今後も大雨の影響でワニが出没する可能性がある」として住民に注意を呼びかけています。
この出来事にネット上では、「ワニも夜の買い物に来ただけだろう」「ただポテトチップスとコーラが欲しかったのでは?」といったユーモラスな受け止め方が目立ちました。
一方で、「その場で射殺すべきだったのでは」と処分を求める厳しい声も。
また「インドネシアのどこ?バリでも起こりうる」といった投稿もあり、観光地でも同様の出来事が起こり得るのではと懸念する声が上がっています。




