「電線かと思った」 照明器具の中にいたヘビ、捕獲に36時間かかる
画像はイメージ(nora Engel / Flickr )
ヘビが住宅内の思わぬ場所に入り込み、人々を震撼させる出来事がありました。
この出来事は「News18」をはじめ複数のメディアが報じています。
家具の中にいたヘビ
映像には、部屋の照明器具の内側をヘビが這うように動く様子が映されていました。
発見した家族は当初、照明の中に見えた影を「電線」と思ったものの、動き出したことでヘビだと判明し、恐怖に包まれたといいます。
ヘビは体長約1.5mのコブラと伝えられており、家族は36時間にわたって外部から食事を届けてもらうなど不安な時間を過ごしました。
コブラは、インドを含む南アジアや東南アジアに広く分布し、オーストラリア北部などにも生息しています。
威嚇時には頭を高く持ち上げ、首の肋骨を広げて「フード」と呼ばれる形を作るのが特徴です。
強力な神経毒をもち、咬まれるとしびれやけいれんを引き起こし、最悪の場合は死に至ることもある極めて危険な毒ヘビです。
通報を受けた森林局とヘビ捕獲の専門家が出動し、長時間の格闘の末に粉末を散布して外へ誘い出すことに成功。
最終的にコブラは無事捕獲され、オクラ野鳥保護区に放されたと伝えられています。
この出来事にネット上では、「36時間もかかったのか」と驚く声や「怖すぎる」と恐怖を語る意見が相次ぎました。一方で「スポットライトを浴びたかったのだろう」とユーモラスに受け止める声も。
また報道ではコブラと伝えられましたが、「ラットスネークで毒はない」との指摘や、「人間が森を壊すからヘビも家に出てくる」と環境問題に言及する意見も見られました




