クマに襲われ頭部を噛まれた妊婦 40時間かけ大病院へ搬送
画像はイメージ(Crystal_1979 / Flickr )
日本だけでなく、世界でも人が野生のクマに襲われるケースが相次いでいます。
【画像】投薬や手術による胎児への影響を懸念… クマに襲われた妊婦
クマに襲われた妊婦
韓国メディア「The Chosun Daily」によると、2025年9月7日、中国青海省玉樹市の農村地帯で、妊娠14週目の妊婦がクマに襲撃される事故が発生しました。
農場で家畜の牛の世話をしていたところ、約5m先に1頭のツキノワグマを発見。
逃げる間もなく、そのままクマに頭部を噛まれてしまいました。
右目と左耳から大量出血するなか、彼女は機転を利かせて地面に倒れ込み、息を止めて死んだふりをしたそうです。
そしてクマが逃げて行った隙になんとか帰宅し、夫の車で約40時間かけ都市部の大病院へと向かいました。
診察の結果、頭部には複数の深い傷が見つかったほか、右目を失明する重傷であることが判明。
9日に6時間に及ぶ大手術を受け、集中治療室での治療を経て18日に退院しました。
術後の経過は良好で胎児も無事だったものの、夫妻は麻酔や手術、投薬によって胎児が先天性欠損症や先天性疾患を患うリスクを懸念。
しかし夫は「妻と子供はクマに襲われながらも共に生き延びてくれました。私たちは決して子供を見捨てません」とメディアに語っています。




