「やっぱり好きなんだ…!」 大雨が降った日にヘビが口にしていた生き物に40万人が興味津々

画像はイメージ(Tony Alter / Flickr

ヘビのあるユニークな姿が民家近くで目撃され、注目を集めています。

【動画】斬新な姿…! 魚をくわえたヘビ

魚を食べていたヘビ

インド東部の大都市コルカタで撮影された映像を「NDTV」が報じています。

動画には、水面を悠々と泳ぎながら、魚を口にくわえたヘビの姿が映っていました。

テラスから見下ろすように撮影されており、本来は裏路地と思われるコンクリートの路面が水に覆われ、そこをヘビが進んでいく様子が映されています。

投稿には「コルカタの小さな特典、ちょうどドゥルガ・プジャの前に」と記されていました。

ドゥルガ・プジャはヒンドゥー教の女神ドゥルガをたたえるインド東部最大規模の祭りで、毎年秋に行われます。

コルカタでは街中に祭壇や飾りが設けられ、多くの人々が参加する一大行事となっています。コメントは「祭りシーズンならではの光景」といわんばかりでした。

専門家によると、このヘビは「ジョル・ドーラ」として知られるチェックド・キールバックとみられています。

インドをはじめ南アジアから東南アジアにかけて広く分布し、体長は通常約1 mです。

無毒で人に害を及ぼすことはありませんが、水中では魚やカエルを巧みに捕らえて食べます。

体色は黄褐色やオリーブ色を帯び、その模様が特徴的です。

この動画が撮影されたコルカタでは9月23日に猛烈な雨が降り、24時間で250ミリ以上の雨量を記録しました。

これは1986年以来の規模で、広範囲にわたって浸水や交通の混乱を引き起こしています。

投稿には40万近いいいねがつき、この出来事にネット上では「ヘビまでベンガル人を証明した」「やっぱりヘビも魚が好きなんだ」といったユーモラスなコメントが相次ぎました。

さらに「まるで上司が昇給分を持ち去っているようだ」といった職場を皮肉る声や、「これは政治家の持ち逃げだ!」といった社会風刺を交えた比ゆ的ジョークも飛び交っていました。

Text by 本間才子