森で「こっちに来いよ!」と挑発 クマに突進され崖から登山客が転落死
画像はイメージ( janebelindasmith / Flickr )
日本国内ではクマによる痛ましい人的被害が相次いで報告されていますが、海外でも同様の事故が絶えません。
【動画】怖すぎる…崖から突き落とされた登山客が最後に見た光景
森の中でクマが人を襲撃
オーストラリアのメディア「news.com.au」によると、事故はギリシャのフラクト・ヴァージン・フォレストで2025年6月8日に発生しました。
クリストス・スタヴリアニディスさんという男性が、友人のドミトリーさんと愛犬とともに森の中をハイキングしていたところ、1頭のクマを発見。
クリストスさんは携帯電話で撮影しながら、「どこに行くんだ?来いよ!こっちに来いよ!」とクマに向かって叫んでいたそうです。
驚いた愛犬がクマに向かって吠え続けるなか、彼はドミトリーさんに催涙スプレーを手渡すよう求めました。
ところがクリストスさんの存在に気が付いたクマは彼に突進し、そのまま崖から突き落とされてしまいました。
ギリシャメディア「SKAI」がYouTubeで公開した映像には、クマが徐々にクリストスさんらに近付くと同時に、催涙スプレーの噴射音とそれにむせる彼らの肉声が確認できます。
クマはフレームアウトするも、その直後にはクリストスさんが叫びながら転げ落ちる最期の瞬間が。
検死の結果、渓谷の底に落ちて即死だったことが明らかとなり、世間からは「野生動物を甘く見たらいけない」「怖すぎる」「催涙スプレーを携帯していても、襲撃は一瞬なのだろう」「ご冥福をお祈りします」といった声が寄せられました。




