住宅街のゴミ置き場を漁った形跡も… 犬の散歩中クマが襲撃
画像はイメージ(Richard / Flickr )
日本国内でクマによる人的被害が相次いで報告されているなか、アメリカでも同様の事故が絶えません。
【動画】「万が一見かけても興味本位で餌を与えないで」クマが犬の飼い主を襲撃
散歩中クマに襲われた男性
現地メディア「CBS NEWS」によると2025年9月6日の午後11時頃、コロラド州ボルダーで、犬2匹を散歩していた男性が突然現れたクマに襲われる事故が発生しました。
現場は閑静な住宅街で、男性は母グマと子グマの2頭に遭遇。
急いで逃げようとするも、焦りのあまり犬のリードにつまずいて転んでしまいました。
そして母グマは倒れた男性の背中を引っ掻いた後、2頭は現場から逃げて行ったといいます。
幸いにも男性は軽傷で済み、コロラド州公園野生生物局は親子グマを数時間に渡り捜索しましたが、発見には至りませんでした。
しかし住宅街に設置されたゴミ箱を漁った形跡があったため、当局はゴミ箱周辺は特に注意するよう住民に呼びかけています。
またこの時期のクマは、冬眠に向け体重を増やそうと活動量を増やすほか、街中に出没する機会が増えるといい、万が一見かけても興味本位で餌を与えないよう警告しました。
この事故に対し、ネット上では「犬を連れているとクマに襲われるケースが多いと聞いたことがある」「夜遅い時間や早朝など、クマが活動する時間には外に出ないのが一番」「自然が豊かな地域ではかなりの覚悟が必要」「軽症で済んでよかった」といった声が寄せられています。




