犬の散歩中クマに遭遇し襲われる 「クマ避けスプレーはあったが襲撃は突然のことだった」
画像はイメージ(GoToVan / Flickr )
日本国内でクマによる人的被害が相次いで報告されているなか、アメリカでも同様の事故が絶えません。
犬の散歩中クマに遭遇
同国メディア「abc NEWS」によると2025年7月26日、北極圏に近く自然豊かなアラスカ州アンカレッジにある森林地帯「バーバラ・フォールズ・トレイルヘッド」を、1人の男性が犬を連れて散歩していました。
突然、森からアメリカグマの親子2頭が現れ、親グマが男性に襲いかかったといいます。
トレッキングをしていた別の人がケガを負った男性を発見し、午前9時過ぎにアンカレッジ警察署に通報。
男性は腕にケガをしたものの幸いにも命に別条はなく、その日のうちに自宅に帰ったということです。
彼はメディアに対し「クマ避けスプレーを準備していたが、襲撃はあまりにも突然のことだった」と当時について語っています。
当局は、親グマは子グマを守るために襲ったと考えており、ハイカーへ「大自然へ出かける際は、事前に友人や家族に行き先や旅行の計画を教えましょう」とアドバイスを送っています。
また万が一の場合に備えて「計画書のコピーを車のフロントガラスの下に置いておくと、発見や通報がスムーズに行く可能性が高いです」と伝えました。
日本でも、春先の山菜取りや自然豊かな観光地ではクマによる被害が度々報じられており、こうした準備が役に立つかもしれません。




