顔に黒い突起物を持つゾンビのようなウサギ 「翌年も現れてさらに大きくなっていた」
画像はイメージ(Daniel R. Blume / Flickr )
コロラド州で、異様な姿のウサギが相次いで目撃され、住民の間で話題となっています。
この出来事は「9 News」が伝えています。
異様な見た目のウサギ
フォートコリンズの住宅街では、顔に黒い突起を持つウサギの姿がたびたび確認されています。
地元住民のスーザン・マンスフィールドさんも、自宅の庭で触手のように伸びる黒い突起を持つウサギを目撃したといいます。
「冬を越せないと思ったが、翌年も現れてさらに大きくなっていた」と証言しました。
コロラド州公園・野生生物局によると、これらはウイルスによる腫瘍で、人間や犬など他の動物に感染することはないといいます。
基本的にはウサギの命にかかわるものではありませんが、目や口の周囲に成長した場合は食事に支障をきたす恐れがあるということです。
当局は「地域のウサギと同様に、野生動物には手を出さずに見守ってほしい」と呼びかけています。
この出来事に対しネット上では、「Shope(ショープ)乳頭腫ウイルス」による典型例だと指摘する声もあります。
蚊やダニを介して広がるこぶを作るウイルスで、顔に角のような突起を生じることがあります。
その姿が、アメリカ西部で伝えられる「ジャッカロープ伝説」角の生えたウサギにまつわる都市伝説の由来になったとも言われています。
また、「可哀そうで胸が痛む」「庭で見かけたことがあり衝撃だった」といった同情の声の一方で、「ホラー映画のようだ」との意見や、「ゾンビウサギの始まりでは」と冗談交じりの反応も寄せられていました。




