早朝家を出た時に2頭のクマに襲撃された男性 「高額な治療費のために募金を募っている」
画像はイメージ(chrisgrier/ Flickr )
アメリカ・フロリダ州で、男性がクマに襲われる出来事がありました。
この出来事は「WESH 2 News」が伝えています。
クマが早朝襲撃
被害に遭ったのはアポプカ在住の技術者、アレクサンダー・ロハスさんです。
ある日の午前4時ごろ、自宅を出て仕事に向かう際、玄関先で2頭のクマに遭遇しました。
自宅の防犯カメラはクマが突進する直前で録画を終えていました。
ロハスさんは子グマとその母グマを前に立ちすくみましたが、逃げ切ろうと試みる途中でクマに腕を噛まれ、あばらを引っかかれるなどの怪我を負いました。
その時の様子を、「腕を噛まれ、爪であばらを引っかかれた。必死に蹴りを入れて鼻を打ち、なんとか逃げた」と語るロハスさん。
彼は逃げながら恋人に電話をし、その後病院で破傷風や狂犬病の予防接種を受けました。
現在ロハスさんは手の一部に機能障害が残り、専門医の診察を受けるよう勧められています。
しかし、健康保険には加入しておらず、高額な治療費のために募金を募っていると Peopleが伝えています。
事件後、フロリダ魚類野生生物保護委員会が調査を開始し、クマを捕獲・移送する予定と発表しました。
ロハスさんはクマの再襲撃を恐れて自宅には戻らず、現在は両親宅のキャンピングカーに身を寄せているということです。
この出来事に対し世間では、「襲撃シーンは公開されなかった」との声や「人間の開発のせいで、熊の居場所がなくなっているのでは」との指摘の一方で、「被害者は大げさだ」「募金を募っているが本当に必要なのか」といった厳しい意見も寄せられていました。




