1歳児がコブラの頭にガブリ その場で即死させる
画像はイメージ(Soli / Flickr )
インド北部ビハール州で、1歳の男の子が自宅で遊んでいる最中にコブラにかみつき、命を奪う出来事がありました。
この件については「Independent」をはじめ、複数の海外メディアが報じています。
ヘビを即死させた1歳児
男の子はベッティアの町に暮らすゴビンダ・クマール君で、自宅の庭先で遊んでいた際に体長約60㎝のコブラが近づいたとされています。
ヘビは幼児の手に巻きつきましたが、ゴビンダ君は反射的に頭部へかみつき、そのまま即死させました。
祖母は「蛇が子供の手に巻きついているのを見て駆け寄ったが、そのときにはすでにかみついて殺していた」と当時の状況を語りました。
その後、ゴビンダ君は気を失い、地域の一次医療センターで応急処置を受けたのち、町の政府医科大学病院に搬送されました。
病院関係者によれば、毒の影響は軽度で、意識を失ったものの命に危険はなかったといいます。
担当のソーラブ・クマール医師は「迅速な対応がゴビンダ君の命を救った」と説明しており、現在は安定した状態にあると伝えられています。
コブラはインドや東南アジアの熱帯地域に広く分布し、最大で体長4mに達する大型の毒ヘビです。
強力な神経毒を持ち、咬まれると重篤な症状を引き起こすため、最も危険な毒蛇の一つとして知られています。
今回の出来事に対して世間では、「カードゲームならリバースの逆転劇だね」と驚きを示す声や、「赤ちゃんの力がすごい」と感心する意見が多数。
さらに、「本当の名前はヘラクレスだろう」と英雄になぞらえるコメントも見られました。




