「妊娠詐欺に使われそうで怖い」 物議醸したメルカリで出品中のエコー写真が出品禁止対象へ
画像はイメージ( Ark. Agricultural Experiment Station/ Flickr )
フリマアプリ「メルカリ」で、エコー写真が出品されている話が物議を醸しています。
メルカリで出品されているエコー写真
エコー写真は1枚から複数枚セットなど枚数によって分けられ、2000円から9000円台で取引されているものもありました。
ネット上ではエコー写真が出品されたことに対し「何のため?」「エコー写真は本来神聖なものなのに」「規制すべきだ」と疑問や批判の声が続出。
中でも注目を集めた意見は「女性が妊娠詐欺に使うためでは?」というものでした。
NewSphereがメルカリを運営する株式会社メルカリに問い合わせると、次のように回答しています。
「メルカリでは、個人間で簡単かつ安全に売買できるマーケットプレイスをコンセプトとしており、出品禁止物の該当性については2021年1月に定めた『マーケットプレイスの基本原則』及び本原則に則り定めている利用規約・ガイドに準じて判断を実施しております。
胎児のエコー写真及びそれに類するものの出品および販売については、『メルカリ』および『メルカリShops』で定める不適切なものに該当し出品禁止物とする判断をし、2025年9月1日より削除対象とすることといたしました。
その他に妊娠にまつわるもので出品が禁止されているものとしては、以下のケースがございます。
- 医薬品や医療機器に該当するもの: 法律で販売が規制されているため(例: 排卵検査薬、妊娠検査薬など)
- 人体、臓器、細胞、血液またはそれに類するもの: (例: へその緒、母乳など)
『マーケットプレイスの基本原則』は外部有識者によるアドバイザリーボードで定期的にレビューし、社会情勢の変化や、みなさまとの対話を踏まえて、見直しを行っております。
今後もさまざまなステークホルダーとの対話・連携を強化し、お客さまに適切な情報を提供していくことで、誰もが安心安全に利用できるマーケットプレイスを目指してまいります」




