鎌倉高校駅周辺の民家庭で中国人観光客が排便 「壁に大便が擦り付けられ駅のトイレは閉鎖」
画像はイメージ(サイエンス / Wikipedia Commons )
アニメ「スラムダンク」のオープニングに登場し、聖地とされている鎌倉高校駅周辺の踏切。
【動画】「トイレがあまりにも汚され閉鎖された」鎌倉高校駅周辺での迷惑行為
同駅周辺では近年、外国人観光客が殺到し地域住民に被害をもたらしています。
鎌倉高校駅周辺の民家で中国人観光客が排便
ただの養蜂家だ(@rioriost)さんがXで明かしたのは、中国人観光客による迷惑行為。
鎌倉高校駅がある神奈川県鎌倉市の近辺である藤沢市に住んでいる、投稿者さんの妹さんによると、中国人観光客が鎌倉高校駅に設置されているトイレを汚すあまり閉鎖されたといいます。
また駅のトイレも壊され、壁に大便が擦り付けられることもあったと、投稿者さんは妹さんから聞きました。
トイレが閉鎖されたことにより、中国人観光客は駅周辺の民家庭に侵入し排便をするようになったとのこと。
投稿者さんが妹さんから聞いたところによると、鎌倉高校駅を管理している江ノ島電鉄株式会社がトイレを閉鎖したのが7月25日のこと。
トイレを閉鎖した理由について同社はウェブサイトなどで「異物による排水管詰まりの発生や施設の破損、破壊が多発」と記述しています。
ですが投稿者さん曰く「大便が壁になすりつけてあったり、便器に色々な物が流され、その修理コストがあまりにも高くつくので閉鎖した、というのが実態らしいです」と明かしました。
NewSphereの取材に対し江ノ島電鉄株式会社は、「トイレにつきましては応急処置が完了いたしましたので、今週中(2025年8月25日時点)の再開を予定しております。
なお、再開においては利用時間帯の制限等を実施する予定です。
現在の状況を鑑み、当社として緊急対策として使用再開するもので、臨時的な措置となります」と答えています。
また迷惑行為は排便だけではありません。
投稿者さん曰く線路内への立ち入りも多発し、定時運行ができない状態が発生しているというのです。
ただ同社は取材に対し「線路立ち入りを理由とした大幅遅延は起きておらず事故を除いて定時運行できています」と説明しました。
この説明について投稿者さんは、次のように話してくれました。
「元々、江ノ電はかなりゆっくり走っているので、特定の区間でのロスを、他の区間の回復運転でリカバリしているのではないでしょうか。
結果的に、大船・鎌倉駅だけであれば、時刻表通り走っているように見えてるかもしれません。
線路立ち入りで列車が立ち往生しているのを目撃したという話も聞いていますし、ポストで書いた通り、立ち入っている観光客に対して江ノ電の職員が全く注意していない(諦めている)というのも事実だと思います
とはいえ、江ノ電さんに責任がある話では無いですし、一部の観光客のマナーが極端に悪いという話でしょう。
行政が対応すべきではないかと考えています」
またNewSphereは、鎌倉高校駅前がある鎌倉市観光課にも取材。
トイレが閉鎖された背景として同課は「衣類が流され排水管が詰まったことや老朽化が原因」と説明しました。
また観光客が民家の庭に侵入していることについては「用を足している人がいるといった話は来ていませんが、撮影のため庭に入り込む人がいるということは聞いています」とのこと。
ただ大規模の病院に入り用を足す外国人観光客がいるといい「どのような掲示をするかなど話し合っている状況」だといいます。
対策として仮設トイレの話が浮上しているものの、「設置や掃除代に市の財源が必要になってくるため、今すぐの設置は難しいところです。鉄道事業者とも踏まえて協議の場を設けているところではあります」と明かしてくれました。
鎌倉市は江ノ島電鉄株式会社にトイレ再開をお願いしており、「誰でも利用可能というわけではなく、あくまでも駅の利用者が使えるようにする予定です」と説明してくれました。
また線路の立ち入りについては「鎌倉市公共の場所におけるマナーの向上に関する条例」の中で、線路の周辺で危険な撮影を行うことを迷惑行為として規定。
罰金は設けていませんが「マナーを守って気持ちよく観光しようと呼びかけています」と周知しているとのことでした。




