新幹線で予約していた席に外国人客が… JR東海に聞いた対処法
画像はイメージ(Kanesue/ Flickr )
東海道新幹線を利用しているとき、予約した指定席に他の人が座っていたらどう対応すればいいのでしょうか。
自分の席に他人が座っていたらどうすれば?
2025年6月にX(旧Twitter)へ投稿された体験談では、指定席に外国人乗客が座り込み、席を譲らなかったという状況が語られていました。
その乗客はキャリーバッグを座席に置き、投稿者が英語で伝えても動かず、車掌に相談しても明確な対応がなかったといいます。
投稿はその後非公開となりましたが、多くの利用者に考えるきっかけを与えました。
ネット上では「日本語で強く注意すべき」「荷物をどかして座ればいい」という強気なアドバイスが見られる一方、「車掌に『業務連絡書』を依頼すると払い戻しが可能」といった実務的な情報も寄せられていました。
この「業務連絡書」は切符を紛失した場合などにも発行される書類で、状況に応じて役立つケースがあるようです。
実際今回のような状況に遭遇した場合、乗客はどのような行動を取ればいいのでしょうか。
NewSphereが、JR東海に取材すると次のような回答がありました。
「弊社では、お客様に安心して快適に鉄道をご利用頂けますよう、快適な車内環境づくりに対してお客様のご協力を得ながら、マナーの定着に取り組んでいるところでございます。
車内にて他のお客様のご迷惑となるような行為を認めた際は、乗務員からお声掛けさせていただいております。
車内にてお気付きの点やお困りのことがございましたら、大変お手数をおかけいたしますが 乗務員やパーサーへお申し出いただきますと幸いでございます。
車内の状況により限りはございますが、可能な限り対応をさせていただきます。
なお、お客様の責任ではない事由により、指定席特急券に指定された座席が使用できなくなった場合は、車掌までご相談ください。
車内に空席があれば、車掌が他の指定席をご案内いたします。
仮に満席等の理由により他の指定席をご案内できない場合は、指定席特急料金の全額をお戻しします」
今回の記事をNewSphereのYouTubeアカウントで動画として6月末に公開したところ、8月21日時点で5万回近い再生回数を記録しました。
コメントも100件を超えるなど、大きな注目を浴びています。




