客のリビングや寝室状態と化した中国のIKEA 「日本でもそうなりつつある」に各家具量販店は?
画像はイメージ(ChatGPTで作成)
外国人客が、家具量販店であまりにもくつろいでいるという話がSNSで拡散されています。
【動画】ニトリ、IKEA、無印良品に聞く「くつろぎすぎな客への対応」
NewSphereは、日本国内で展開している家具量販店に実情を聞いてみました。
家具量販店でくつろぎすぎている客
拡散された投稿は、中国のIKEAが地元住民のリビングや寝室と化しているという動画です。
動画には、店内で大勢の客がベッドやソファでくつろぐ姿が映し出されています。
この動画が拡散されると、リプライ欄などで「日本の店舗も同じだ」といった反応が続出。
具体的には、「新宿や大阪のニトリにあるソファコーナーもこんな感じ」「渋谷の無印にも、中国人が居座っている」などと目撃談が相次ぎました。
実際はどうなのか、ネット上で名指しされている無印良品を展開する株式会社良品計画、ニトリを運営するニトリホールディングス、IKEAを運営するイケア・ジャパンに対し以下の質問を尋ねました。
・「現場店舗から、そうした報告は上がっているのか。また報告件数やよく発生する店舗は」
・「長時間居座る客には店舗スタッフが声がけをしていると考えられるが、具体的にはどのくらいの頻度で巡回もしくはどのくらいの時間が経っても居座っていた場合に声掛けをしているのか」
・「声掛けをしても動かない、離れようとしない人がいた場合にどのような対策をとっているのか」
上記の質問に対し、各社は次のように回答しています。
「『家具販売店の売り場で外国人客が涼みに来る』という話題がSNSで取り上げられているとのことですが、現在日本国内のイケア店舗においては、そうした事例は特に確認されておりません。
そのため、いただいたご質問につきましては弊社からの回答が難しい状況です。
イケアでは、すべてのお客さまに快適でインスピレーションに満ちたお買い物体験をご提供できるよう、今後も店内環境の向上に取り組んでまいります」(イケア・ジャパン)
「弊社では特に店舗からそういったお声はあがってきておりません」(株式会社良品計画)
「当社はご家庭でお使いいただく家具を扱っておりますため、お客様にはご検討の際、ぜひお試しいただきたいと考えております。
個別の状況につきましては、適宜、判断・対応をしております」(ニトリホールディングス)




