「本当に全てが卑怯で反則級」 アナリストが大谷翔平を絶賛
ASSOCIATED PRESS/Jessie Alcheh
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で親しまれている投球分析家ロブ・フリードマンさんが先日、ポッドキャスト「Foul Territory」に出演。
【動画】「若くて素晴らしい才能を持っている」アナリストが見た大谷翔平と佐々木朗希
ロサンゼルス・ドジャースに所属する佐々木朗希選手と大谷翔平選手について自身の考えを明かしました。
大谷翔平と佐々木朗希
序盤、佐々木選手がリハビリ中に新球となるツーシームに挑戦している点について、フリードマンさんは「正しい試みだと思う」と言及。
「彼のファストボールは確かに速いが、驚くべき特徴があるわけではない」ため、「だから打者はそれを待っている。なぜなら彼のフォーク(スプリット)は打てないから」と分析しました。
「あのフォークを打つのは不可能だ。そこに速球のバリエーションを加えて、効果が出た選手は他にもいる」と前例を伝え、「新たにツーシームという武器を加えることはMLBでの成功にも繋がるだろう」と、その重要性を語りました。
さらに「彼は若くて素晴らしい才能を持っているし、あのフォークはMLB界でも驚くべき魔球だよ」と称賛を送ったフリードマンさんは、後半で大谷選手についてコメント。
「彼を語るには1時間半かかるよ」とジョークを飛ばし「ご存知の通り、すでに101、102マイルを投げている」と球速が上がったことに着目しています。
また「スイーパーは曲がり幅が減ったけど速くなったし、彼の球は本当に全てが卑怯で反則級。それにテーブルから落ちるかのように縦に落ちるスライダーは目を見張るものだった」とその凄さを語りました。
ほかにも「あの球を投げた後にホームランを打つのだから…」と驚きを隠せない様子で、「『彼は投げるべきではない』という人もいるけど、そいつら俺の元に連れて来い!って感じだよ」とフリードマンさん。
大谷選手は「野球界で最も衝撃的な投手の一人」だとし、司会者もフリードマンさんの意見に共感を示しています。
コメント欄には「オオタニは復帰してから一層ヤバイ球になったよね」「4回で8奪三振、それで120m超えのホームランは本当に衝撃的」「私たちが生きている人生のなかで、間違いなく最高の野球選手でしょう。他の選手もすごいけど、彼は別格」など、多くの称賛が寄せられています。




