「深い贈り物だと思わずにはいられない」 引き取った保護犬に感じた運命

画像はイメージ(Alex Beattie / Flickr

アメリカ・カリフォルニア州に暮らす家族が体験した「不思議な縁」が話題となっています。

【動画】「見た瞬間、心が沈んだ」保護犬に感じた運命

この出来事は、「Today」をはじめとする複数のメディアが伝えています。

引き取った保護犬に感じた運命

チワワとラット・テリアのミックス犬「ルーファス」は、ジリアン・リーフさんが数年前にサンフランシスコ動物愛護協会から引き取った保護犬です。

それからは、婚約や結婚、出産、新居への引っ越しなど、家族の節目を共に過ごしてきました。

ところが最近、ルーファスは15歳で突然亡くなりました。

原因は胆のうの病気で、前触れもなく家族は大きな喪失感に包まれました。

そんな中、リーフさんの娘が偶然、シニア犬専門の保護団体「マットビル」のウェブサイトで、ルーファスにそっくりな犬の写真を発見。

娘に「見て、ルーファスに似てる」と言われ、家族は数日後、実際に会いに行くことに。

出会った犬は、「ジギー」という名前のチワワとラット・テリアの雑種でした。

歩き方やしぐさまでもルーファスに酷似しており、「見た瞬間、心が沈んだ。まるでルーファスを見ているようだった」とリーフさん。

家族はルーファスの死からわずか4日後にジギーを迎え入れました。

そしてこの出会いには、さらに続きがありました。

あまりのそっくりさに好奇心を抑えきれなくなったリーフさんは、DNA鑑定を依頼。

その結果、なんとジギーはルーファスの実の父親であることが判明したのです。

リーフさんは、「ジギーが私たちの前に現れ、ルーファスと同じようにこれからの人生を一緒に過ごせることは、深い贈り物だと思わずにはいられません」とTODAYニュースに話しています。

この出来事にネットでは、「信じられないよ」「父親と息子の奇跡的なめぐりあわせだね」といった驚きの声や、「ハッピーエンドほど素敵なことはないね」「最高のストーリー」といった反応があがりました。

Text by 本間才子