「ここ穴場だぞ」 子供を連れて人間のプールにやってきたクマ親子
画像はイメージ(Hajime NAKANO / Flickr )
毎年、夏に猛暑となるアメリカの南カリフォルニアで、民家のプールで涼む野生のクマが話題となっています。
プールでくつろぐ野生のクマ
ブライアン・ゴードンさんと妻のリカルド・マルティネスさんは南カリフォルニアでマイホームを購入し数年前に引っ越してきました。
当初は、付近で野生のクマが出没するという話をよく耳にして、不安が拭えなかったそうです。
そして引っ越してまだ間もない頃、2人は自宅の庭にクマがうろついているのに気づいたのです。
2人は、「窓越しにたまに見る分には問題ないだろう」と考え、追い払うこともせず、そっとしていました。
すると後日、庭のプールに入って涼んでいる野生のクマを発見。
クマは水に浸かりながら気持ち良さげにして、プールに浮かんでいたおもちゃを抱き抱えて遊んでいました。
ブライアンさんとリカルドさんは、あまりの愛らしいクマの姿にこのまま見守ることに。
クマは度々現れて、暑さを癒すかのようにプールで遊んだあと、特に家に侵入するようなこともなくその場を去っていきました。
そんなある日のこと、いつものようにクマがプールで涼むためにやってきました。
ところが、その日のクマは小さな2匹の子グマを連れてやってきたのです。
子グマは母グマが悠々とプールで泳ぐ姿に困惑している様子。
初めはためらっていた子グマも、母グマに促され水に入ろうとする姿は愛らしく、平和な親子の交流に家主も癒されたようです。
ブライアンさんとリカルドさんはクマ親子が安心して水浴びできる場所としてプールを提供し、今後も見守っていくことにしました。




