大学卒業後30歳まで職歴なしの空白期間 面接官に正直に告げるも「信じるよ」

@mitume333 さんの投稿より

近年、就活や転職活動をテーマにした漫画が人気を集めていますが、今回SNSで話題になっているのは一味違います。

【画像】「信じてもらえないと思いますが…」面接官に告げた空白期間の理由

漫画家のミヤギトオル(@mitume333)さんが描いた、「30歳・職歴なし」という厳しい条件の就職面接でまさかの“宇宙的”展開に突入する異色のショート漫画が注目を集めているのです。

職歴なしの男性にあった空白期間とは?

漫画は、面接官からの「大学を卒業してから何してたの?」という問いかけから始まります。

答えに詰まる求職者が語り出したのは——

「実は…大学卒業してすぐ、UFOにさらわれて…」

突拍子もない展開に思わず笑ってしまうこの作品。

次のコマでは空に浮かぶUFOに吸い上げられる青年の姿が描かれています。

どうやら彼は、本当に宇宙に行っていたようです。

青年は面接官に対し、「最近帰ってきたんです。信じてもらえないと思いますけど、本当の話で…」と正直に語ります。

普通なら信じない話ですが、この面接官は違いました。

「信じるよ」

そして次の質問はまさかの——

「宇宙語は?」

驚く青年が「え?あ、喋れます」と答えると、面接官は満足げに「では採用だ」と一言。

そして最後には思わずゾッとするセリフが…

「そうか、もう地球は…」

この漫画には、読者から「ブラックジョークが効いてる」「まさかのオチが最高」「短いけど完成度が高い」と絶賛のコメントが多数寄せられています。

作者は誰もが抱える“空白期間”の不安を、「宇宙に行っていた」という非現実的な設定で表現。

さらに、面接官の正体すら怪しいというシュールな結末は、「就職とは何か」「地球の常識とは何か」まで問いかけてくるような奥深さがあります。

Text by 浅田 一