「球団はよくやってくれたと感じているのだろう」 海外メディアが村上宗隆に注目
とらとうはんしん / Wikipedia Commons
2023年に行われたWBC準決勝でのメキシコ戦で、長く不調が続いていた村上宗隆選手が9回裏に逆転サヨナラ弾を打ち、日本中を感動の渦に巻き込みました。
そんな村上選手は2025年7月1日現在メジャー移籍を希望しており、「ロサンゼルス・ドジャースが獲得なるか?」と関係者が伝えています。
村上宗隆に海外メディアが注目
同チームの記者ダグ・マケインさんが「Dodgers Nation」のYouTubeで、ヤクルト・林田哲哉球団社長兼オーナー代行も容認する方針であることに触れ、「ロウキ・ササキの時、球団はもうちょっと貢献してほしそうだったけど、ムラカミに対しては『よくやってくれた』と感じているのだろう」とコメントしました。
2022年には56本のホームランを打ち、翌年のWBCではメジャーの各球団から注目を集める存在に。
マケインさんは、日本球界で在籍9年に達していないため、「フリーエージェントではなく、ポスティングを使うことになる。でもそれが逆に興味深い。球団側が彼の才能をどれほど信じるかってことだから」とも発言しています。
また、メジャーの投手は日本球界よりはるかにレベルが高いため、日本人選手はバッティングよりピッチングの方が通用しやすいといいます。
そこで「どの球団も投手に注目しがちだけど、セイヤ・スズキのように打者で成功したパターンもある」との見解を示しました。
しかし現在、上半身のコンディション不良で離脱中の彼は、「今シーズン1試合しか出ていないことが懸念材料になる」とマケインさん。
三塁手の村上選手に対し、「今のドジャースは守備よりも攻撃に注力する傾向があるけど、将来的に三塁手はチームの課題の一つになってくる」と述べました。
そこでドジャースが村上選手を獲得する可能性は十分あるとし、「ショウヘイ、ヤマモト、ササキ3人の日本人投手が揃っている今、新たに日本人野手を迎えるのも不思議ではない」としています。
最後に「(佐々木選手の時のように)ショウヘイを勧誘に巻き込むことだってできるしね!」と笑い、村上選手への高い期待を覗かせました。




