「打者天国」の球場で好投した山本由伸 「普通ならありえない」
ASSOCIATED PRESS/Ryan Sun
2025年6月25日(日本時間26日)、コロラド州デンバーにあるクアーズ・フィールドで、ロッキーズ対ロサンゼルス・ドジャースの試合が行われました。
【動画】「ただひたすら良い仕事をした」打者優位の球場で好投した山本由伸
山本由伸に海外メディアが高評価
この試合で山本由伸選手は先発投手を務め、5回56球を投げ、1安打無失点、1四球6奪三振の好投を披露し、防御率は2.61となりました。
「MLB」はこの日の山本選手について、「彼にとって優勢的な先発だった」「ナ・リーグで2番目に少ない失点を記録しているロッキーズを相手に、ただひたすら良い仕事をした」と評価しています。
クアーズ・フィールドは標高1,600mに位置しており、低気圧の影響で空気抵抗が少なく、打球の飛距離がよく伸びる「打者天国」と言われています。
ホームランも出やすいうえ、変化球のカーブも小さくなるそうで、同メディアは「高地での好投は容易なことではなかったはずだ」と伝えました。
またこの日、先制2点適時打を放ったマックス・マンシー選手は試合後、地元テレビ局「スポーツネット LA」のインタビューを受け、「スプリットがかなりよかったね。普通、ここのスタジアムではあまり使えない球種なんだけど…」と山本選手を称賛。
さらに「スプリットが動いていて制球もできていた。彼の後ろを守るのは楽しいよ」と答え、山本選手の魔球に衝撃を受けたことを明かしています。




