「中国が危機を意図的に煽っている」 駐日米国大使が合成麻薬の使用拡大を懸念

画像はイメージ( Elliott Brown / Flickr

ジョージ・グラス駐日米国大使が、2025年6月26日に自身のXを更新。

【画像】「日米両国で多くの命を奪っている」駐日米国大使が懸念

フェンタニルなどの合成薬物の使用拡大に対し、懸念をあらわにしました。

駐日米国大使が日本での合成麻薬拡大に懸念

グラス駐日米国大使は、フェンタニルやメタンフェタミンといった合成薬物が、「日米両国において多くの命を奪っている」と指摘。

フェンタニルによる過剰な薬物摂取で、アメリカでは命を落とす若者が相次ぐなど問題視されています。

日本でフェンタニルが広まっている背景としてグラス駐日米国大使は、「中国共産党はこの危機を意図的にあおっています。中国からのフェンタニルやその前駆体化学物質の密輸には中国共産党が関与しており、それを阻止するには国際的な取り組みが不可欠です」と説明しています。

問題解決のため、日米両国が協力することが大切だと説きました。

ネット上では「過剰に摂取して他人に迷惑をかけたり命を奪ったりすることもあるから絶対やめよう」「全力で取り組んでほしい」といった声が上がっています。

Text by 浅田 一