「日本人ファーストは外国人差別」 共産党議員が相次いで反対表明

画像はイメージ( Ruth Hartnup / Flickr

最近、日本国内では「日本人ファースト」と掲げた政策が注目されています。

【画像】「『日本人ファースト』という表現に排外主義がひそんでいる」反対している日本共産党議員

アメリカのトランプ大統領が掲げている「米国第一主義」のいわば日本版です。

これに対し日本共産党の議員が相次いで異議を唱えています。

共産党議員が「日本人ファースト」に反対

例えば渡辺ひとし・日本共産党桐生市議会議員はXで「『日本人ファースト』は外国人差別です。 差別する自由はない」と投稿。

また原誠瀬戸市議会議員も「日本人ファーストということは、日本人以外はセカンド以下ということであり、◯◯ファーストという時には必ずセカンド以下の存在が念頭にある」とつづっています。

日本共産党の機関紙・赤旗の社会部長である三浦誠さんは「『日本人ファースト』という表現そのものに、排外主義がひそんでいる」と説明しています。

こうした声に対しネット上では「日本なのだからまずは日本人を優遇するのは当たり前では?」「外国人全員がダメなのではなく、違法・迷惑行為をする外国人を取り締まるべきで『日本人ファースト』だと思う」「不当、行きすぎた差別はよくない」「差別と区別は誰が判断するのか?」などさまざまな声が上がっています。

Text by 浅田 一