「あまりにも慣れすぎている」 ヘビを女性が素手で捕獲
画像はイメージ( Laura / Flickr )
香港・土瓜湾で、路上に現れた一匹のヘビが騒動を引き起こしました。
この件は「香港01」が伝えています。
香港の路上に現れたヘビ
ヘビが現れたのは、土瓜湾にある中国漢方茶専門店の軒先。
軒の上で茶色のヘビが動いているのを、周囲の人々が目撃していました。
通りがかった女性が、垂れ下がっていたヘビをつかんで地面に落とし、足で押さえたうえで、巧みに頭をつかみました。
その後、赤いビニール袋に入れるまでの一連の様子は、現場で撮影された映像にも記録されていました。
近くの蛇料理専門店の店員は、店内には食材としての冷凍ヘビしか置いておらず、このヘビが店から逃げ出したものではないと説明しています。
香港で「女蛇王」として知られる周嘉玲さんは、「模様がはっきりとは確認できないが、ビルマニシキヘビのように見える」と述べています。
ビルマニシキヘビ(Burmese python)は、香港に生息する唯一の原生ニシキヘビで、毒はなく、国際的にも香港の法律でも保護されている種です。
また、香港両生類爬虫類協会の関係者も、ビルマニシキヘビの可能性が高いとしたうえで、「このヘビは飼育されていたものが何らかの理由で逃げ出したのではないか」との見方を示しました。
さらに、ヘビを捕らえた女性の動作について「慣れている様子だった」と述べ、「一般の市民が真似をするのは危険であり、同様の場面に遭遇した場合は警察に通報すべき」と注意を呼びかけています。
この騒動をめぐっては、ネット上でも女性の行動に対する称賛の声が多く、「この親切な女性に感謝です」「ヘビの専門家よりすごくないですか?」「なんて頼もしい女性なんでしょう!」といったコメントが寄せられていました。




