キャッチボールを再開した佐々木朗希 海外メディア「目覚ましい回復を遂げている」

AP Photo/Ross D. Franklin

最近、60日間の故障者リスト入りが発表された、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希選手。

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「今シーズン中の復帰は絶望的か」と囁かれていましたが、キャッチボールを再開させたことで「明るい兆しが見えてきた」と報じられています。

回復傾向にある佐々木朗希に海外メディアが注目

msn」は、回復に向け大きな一歩を踏み出したことになるとし、先日の練習で18~27mの距離を投げたことも触れています。

さらに佐々木選手は「痛みは感じない」と述べているものの、試合をこなす体力を取り戻すには腕の強化が必要で、それには数週間を要すると予測。

日本球界からの移籍は容易いものではありませんでしたが、「彼の才能は紛れもない」と称賛しており、現時点では「目覚ましい回復を遂げている」と述べました。

チーム投手陣の負傷が相次いでいる現在、「彼の復帰が先発ローテーションの強化につながると確信している」と伝えています。

ほかにも球団サイト「DODGERS NATION」のなかで、デーブ・ロバーツ監督は「まだ調整段階ですが、痛みがないことが最も重要。投球練習後に本人と話した時、すごく興奮していた」とコメントしました。

離脱前の彼の成績は、8試合に先発登板し結果は1勝1敗、防御率4.72、奪三振24だったうえ、球速も日本にいた時より落ちていたとメディアは指摘。

しかし久しぶりにこうした明るい話題をもたらした佐々木選手について、「彼が順調に回復を続け、ドジャースのユニフォームを着てプロ野球時代の好調を取り戻すことを願うばかりだ」と述べました。

Text by 春野 なつ