30cmの包丁を飲み込んでいたコブラ 喉元に出血も救助され「よかった」
画像はイメージ(Usman Ahmad / Flickr )
インド南部カルナータカ州で、1匹のコブラがあるものを誤って飲み込む珍しい出来事がありました。
この出来事については、「India Today」など地元メディアが報じています。
コブラが飲み込んでいたのは包丁
事件が起きたのは、カルナータカ州ウッタラ・カンナダ県の郊外にあるヘグデ村。
地元住民のゴヴィンダ・ナイクさんの自宅にコブラが侵入し、床に落ちていた約30㎝の包丁を獲物と間違えて飲み込んでしまったと見られています。
現場に到着したヘビ救助活動家のパヴァンさんと獣医助手のアドヴァイト・バットさんが、ヘビの救出を行いました。
動画には、運ばれてきたコブラの喉から血の付いた包丁をゆっくりと引き抜く様子が映されています。
処置後、コブラは自力で動けるようになり、必要な治療を受けた後に無事、野生に戻されました。
今回救出されたのは、眼鏡のような模様を持つことで知られる「インドメガネコブラ」とみられています。
有毒な種であるため、住民の迅速な対応と専門家の協力が功を奏しました。
SNS上では、「心からの敬意を表します」「せめてゴーグルくらい着けてほしい」「『今回は命を助けてくれたから噛まなかったよ。これでチャラだ』というのがコブラの声だよ」といった声が上がっています。




