人をイラっとさせる「日常の些細なこと」トップ10

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 話したくない人を見かけただけでイライラしたり、誰かのクチャクチャ音に耐えられなかったり…。そんな「ほんの些細なこと」で、人はストレスの限界に達しているらしい。

 CBDfxの委託によりアメリカのリサーチ会社トーカー・リサーチが行った最近の調査で、アメリカ人2000人を対象に「日常で感じる一番小さなストレス」について聞いたところ、ちょっとした音や出来事が強い不安やイライラの引き金になっていることがわかった。

 たとえば、「Wi-Fiが遅い(40%)」「突然の電話(35%)」といった現代ならではのイライラが上位に。さらに、「話したくない人を見かけるだけでストレスを感じる(46%)」と答えた人も多かった。

 なかには、「靴下の質感」「アルミ缶の音」「2日髪を洗ってないこと」「テレビのピー音」といった、かなり変わったストレス要因も挙げられている。本人にとっては無視できないほど気になるようだ。

アメリカ人がイラッとする「些細なこと」トップ10

1位 話したくない人を見かけたとき – 46%
2位 来客の準備ができていないときの玄関ノック – 44%
3位 静かにしていたいのに話しかけられる – 43%
4位 Wi-Fiが遅かったり切れたりする – 40%
5位 他人の咀嚼(そしゃく)音を聞く – 40%
6位 予期しない電話 – 34%
7位 近くの人の荒い呼吸音 – 25%
8位 目覚まし時計やアラームの音 – 21%
9位 メッセージの通知音 – 16%
10位 会議中にスマホの通知が鳴る – 15%

 些細なことでも、積もれば大きなストレスになる。だからこそ、自分なりのリセット方法を見つけることが、ストレス社会をうまく乗りこなすコツかもしれない。

Text by 白石千尋