ライブBPに登板した大谷翔平 海外メディア「明るい兆しとなった」

AP Photo/Joe Puetz

2025年6月10日(日本時間11日)、カリフォルニア州サンディエゴにあるペトコ・パークで、パドレス対ロサンゼルス・ドジャースの試合が行われました。

【動画】「感動させてくれてありがとう!」ライブBPに登板した大谷翔平

ライブBPで圧巻した大谷翔平

試合開始前には、大谷翔平選手が手術後3度目となるライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。

海外版「Yahoo! sports」によると、パドレスのダルビッシュ有選手と山本由伸選手が見守るなか、3イニングを想定し、マイナーリーグの打者11人に対し44球を投げ、安打性1本、6奪三振の快投を見せたということです。

また、今回初めて音声で球種やコースを伝えるピッチコムを使用したほか、走者を置いたりイニング間休憩を取ったりと、より実践を意識した内容でした。

同メディアは今回の練習を「投球は好調だった」と評価しており、「この二刀流スーパースターがドジャース・ブルーのユニフォームを着て投球する姿を待ち望んでいたファンにとって、またしても明るい兆しとなった」と伝えています。

大谷選手を実戦で起用することについて、デーブ・ロバーツ監督は「まずは練習で5~6イニングを投げ切る必要がある」と話しています。

「まだまだ道のりは長い」としつつも、「持ち味の球種をフル活用し、打者を上下に振り分け、うまく切り抜けた。それが一番重要なことだ」と称賛。

さらに「制球力がもう少し良ければ良かったが、ショウヘイにとっては本当に良い一日だった」と労いました。

練習の様子が球団公式YouTubeで公開されると、ファンたちからは「誰も成し遂げてこれなかったことを達成していくあなたは本当に素晴らしい」「残りのシーズンも楽しんで野球ができますように」「私たちを楽しませ、感動させてくれてありがとう!」「2回目の練習よりレベルアップした気がする」「投手としての復帰を楽しみにしてるよ」といった声援が送られました。

Text by 春野 なつ