億を求めて宝くじに長蛇の列 巨大ヘビと並ぶ男性に「ハズレたらスープにされる」
画像はイメージ(Chris Winters / Flickr )
マレーシアで史上最高額となる宝くじのジャックポットを当てようと、金運祈願にあるものを連れてくる購入者が現れました。
この件は、「South China Morning Post」が伝えています。
ヘビと宝くじを買いに来た男性
報道によると、スポーツ・トト社が運営するナンバーズくじ「Supreme 6/58」のジャックポットは、現地旧正月を前に累計約380億円にまで膨らんでいました。
賞金総額が過去最高に達したことで、くじを求める人々が各地の販売所に殺到。
一部では混雑による小競り合いが起きたほか、縁起を担ぐ購入者も現れました。
とりわけ、サラワク州にある販売所では、ある購入者が「ヘビ年」にあやかって、ペットのヘビを腕に巻いたまま店に現れたといいます。
「この子が運を呼んでくれるかもしれない」と語ったその男性の姿は、SNSでも話題となりました。
ヘビの種類は特定されていませんが、1匹は男性の腕ほどの太さはあるニシキヘビ種と推測され、もう1匹はアルビノのニシキヘビと見られています。
この後、スポーツ・トト・マレーシアは、セランゴール州とネグリ・センビラン州の3人がグランドジャックポットを当て、それぞれ約7億9,000万円を手にしたと発表しました。
なお、当選者の中にヘビを連れていた購入者の名前は含まれておらず、残念ながら“幸運のヘビ”のご利益にはあずかれなかったのではないかと想像されます。
この件にネット上では、「ハズレたらスープにされるぞ」とヘビの運命を茶化す声や、「まだ辰年だぞ、連れてくるならドラゴンだろ」といったツッコミ、「あれだけ買っても当たらないなんて、みんな気の毒に」といった諦めの笑いも寄せられました。




