「もし襲われたらクマを非難するんだろう」 国立公園で悪ふざけをする中国人観光客

画像はイメージ(Elliott Brown / Flickr

1978年に世界遺産に登録され、手つかずの壮大な自然が残っていることで知られるアメリカの「イエローストーン国立公園」。

【動画】「命知らずにも程がある」クマにイタズラをする中国人観光客

グリズリーベアやバッファロー、オオカミといった野生動物の群れが生息しており、観光客が遭遇する時もあるといいます。

中国人観光客が国立公園でイタズラ

そんな同公園で、中国人観光客による信じられない光景が目撃されました。

Instagramの映像には、川のほとりで魚を食べている大きなグリズリーベアが映っていますが、その周りを複数人の観光客が取り囲んでいます。

彼らは写真を撮ろうとどんどん近寄り、終いには1人の男性が触ろうと手を伸ばすとクマは威嚇し、グループは逃げるように去って行きました。

投稿には「クマは食事中になおさら興奮状態になるので、絶対に近付かないでください」とのキャプションがつづられています。

「餌を奪われると思い襲われる可能性も。そうなったらあなたがメインディッシュになってしまいますよ!」と注意がされています。

もし野生動物に遭遇しても、「写真を撮りたい」といった気持ちを堪え、「賢く常識のある行動をし、生き物へのエチケットを守りましょう」と訴えました。

映像に対し、ネット上では「命知らず」「襲われても自分たちのせい」「クマは悪くない」「彼らはもし襲われたらクマを非難するんだろうね」「クマに近付くなってより、こういう人間に近寄りたくないな」など、数々の批判があがっています。

Text by 春野 なつ