成績が低迷していた佐々木朗希 ロバーツ監督は「制球力が心配」
AP Photo/Jayne Kamin-Oncea
2025年5月13日(日本時間14日)、メジャー1年目にして右肩のインピンジメント症候群のため負傷者リスト入りとなった、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希選手。
そんななか、デーブ・ロバーツ監督が発した佐々木選手への発言が注目を集めています。
ロバーツ監督が佐々木朗希について懸念していたこと
佐々木選手は今シーズン、8試合に先発登板し結果は1勝1敗、防御率4.72、奪三振24という成績を残していました。
「Yahoo! sorts」は「時折明るい兆しを見せながらも、安定した投球ができないでいる」とコメント。
例として、故障者リスト入りする直前のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦を挙げています。
同試合で佐々木選手は4回を投げ、2四球、5安打で自責点5を許したうえ、2本のホームランを打たれていました。
そんな佐々木選手に対しデーブ・ロバーツ監督はインタビューのなかで、「彼は速球をうまく制球できていないが、心配しているのは球速ではなく制球力だ」と発言しました。
球速が出ていなければ、より制球力が重要になってくるといい、「98~99マイル(約157.7~159.3km)でも重要だが、特に90マイル半ば、94マイル(約151.2km)前後を投げるとなると、ボールを本当にしっかりとコントロールしなければならない」と話しました。
「チームとしてそこを磨いていくつもり」と述べ、「ロウキもそれを理解している。まだメジャー最初のシーズンなので、しっかりと学んで、自分の足場を固めている段階。ある程度の余裕は必要」と、温かく見守る方針であることを伝えています。
多くの期待を背に、復帰後はどのような活躍を見せてくれるのか楽しみですね。




