6勝目を挙げた山本由伸 海外メディア「ミスは許されず重圧は高まっている」

ASSOCIATED PRESS/Ashley Landis

ドジャースの山本由伸投手が、日本時間2025年5月27日に行われたガーディアンズ戦に先発登板。

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6勝目を挙げ、エース級の活躍を見せる山本投手について海外メディアが絶賛しています。

山本由伸を海外メディアが絶賛

山本投手は同日、6回を投げて自責点・失点2、奪三振7に抑える好投。

大谷翔平選手の先頭打者本塁打などもあり、チームは7-2で勝利しました。

これにより山本投手は防御率1.97(リーグ2位)、勝利数もリーグ3位となっています。

アメリカメディア「EssentiallySports」は同日、「Mounting Pressure Hits Yoshinobu Yamamoto as Dave Roberts Delivers Grim Update on $6.1M Injury Blow(山本由伸に高まる重圧 ロバーツ監督が610万ドルの故障者に関する厳しい現状を明かす)」と題した記事を配信。

ドジャース内で故障者が相次ぐ中、山本投手がエースとして勝利に貢献していることを伝えています。

「現在、14人もの投手が故障者リストに名を連ねている状況で、それでもチームが何とか持ちこたえているのは、もはや奇跡と言っていい。

それを可能にしているのは、投手陣の層の厚さ、あるいは山本由伸の存在。エースである山本は、まさにロサンゼルスの命綱となってチームを支え続けています」とも報じました。

同球団では現在、エバン・フィリップス投手が故障で離脱中。

フィリップス投手は、過去3年間で60試合以上登板してきた中継ぎ陣の柱です。

中継ぎ事情もよくない中で同メディアは「今のチームには、もはやミスの余地はない。求められているのは、完璧な試合だ」と山本投手の次回登板にも大きな期待を寄せています。

Text by 浅田 一