えっ、八村塁じゃない? 日本人初のNBA指名選手といえば誰?

ASSOCIATED PRESS/ Etienne Laurent

近年、八村塁選手や渡邊雄太選手の活躍により、日本人がNBAでプレーする時代がついにやってきました。

しかし、彼らが歩んだ「海外挑戦の道」は、実はもっと前から始まっていたのです。

日本で初めて海外チームから指名されたバスケ選手は?

ではここでクイズ!

【問題】

日本人で初めて海外のバスケットボールチームから指名を受けた選手は誰でしょう?

A. 八村塁
B. 田臥勇太
C. 岡山恭崇
D. 河村勇輝

【正解】C. 岡山恭崇(おかやま・やすたか)

正解は岡山恭崇さん。

1981年、NBAドラフトでゴールデンステート・ウォリアーズに指名された日本人初の選手です。

ポジションはセンターで、身長はなんと230cm。

当時としてはNBAでも屈指の長身選手でした。

岡山選手は五輪出場希望や所属していた住友金属が移籍に難航を示していたことなどもあり、残念ながらNBA公式戦に出場することはありませんでした。

【他の選択肢の選手たち】

A. 八村塁:2019年、ワシントン・ウィザーズから1巡目指名。NBA公式戦に出場した日本人初のドラフト1巡目選手。

B. 田臥勇太:2004年にフェニックス・サンズと契約し、日本人として初めてNBA公式戦に出場。

D. 河村勇輝:アメリカにあるメンフィス・グリズリーズと契約した、日本人4人目のNBA選手です。

Text by 浅田 一