ファイザー株「コロナ特需で+117%」も今は−19%… 1株買ってたらどうなった?
画像はイメージ(Flicker/ Vinnie Lauria )
新型コロナウイルスが問題視されていた頃、ワクチンでお馴染みとなった製薬会社のファイザー。
同社の株を2020年5月の終値38.19ドルで一株買っていたら、現在どうなっていたのでしょうか。
ファイザーの株価5年推移
購入株価(2020年5月終値):38.19ドル
現在の株価(2025年5月):23.00ドル
為替レート(購入時):1ドル=107.791円
為替レート(現在):1ドル=144.82円
購入時コスト(円):38.19ドル × 107.791円 ≒ 4,116円
現在の評価額(円):23.00ドル × 144.82円 ≒ 3,331円
含み損(円):785円。含み損(率):約 −19.1%
2021年12月の最高値時(参考)
最高値株価:61.71ドル
円換算額:61.71ドル × 144.82円 ≒ 8,939円
当時の含み益:8,939円 − 4,116円 ≒ +4,823円(+117%)
ファイザーの株価が大きく変動している背景には、次のような要因が挙げられています。
コロナ特需の終了: COVID-19ワクチンや治療薬の需要が大幅に減少し、売上が激減。
今後の成長分野への期待が鈍化:がん・免疫・希少疾患など新薬の開発は継続していますが、市場の期待には届いていない部分もあると指摘されています。
配当利回りが高くなる一方、成長性に不安;成長株というより安定・配当重視の銘柄としての色が強くなり、成長投資家の関心が薄れる傾向が見られています。




