ペットの大型ヘビが“アートに興味”? 通気口から脱走、店内で“ハンドバッグ試着”騒動

画像はイメージ(Flicker/ WellDone2012

スコットランドで、ペットの大型ヘビが自宅から逃げ出し、下階にあるアートギャラリーに迷い込む出来事がありました。

【動画】「試着してたかも…?」巨大ヘビがアートギャラリーを訪問

この出来事は、「BBC Scotland News」をはじめとする複数メディアにより報道されています。

自宅の通気口を通ってギャラリーへ

迷い込んだのは、「ボーディ」という名前のメスのニシキヘビ。

東南アジア原産のアミメニシキヘビで、まだ成体ではないのに体長はすでに3mあります。

アバディーンシャーの町バンコリーにある「Studio 1」というショップ兼アートギャラリーの上階で飼われていました。

飼い主のマーティン・ウォルスキさんによると、脱皮を手伝っていた際にボーディが家具の下に潜り込み、そこにあった通気口を通って下のギャラリーへと入り込んだといいます。

閉店中に侵入したボーディは棚を倒すなどして店内を荒らし、ウォルスキさんは窓越しにそれを見て居場所を突き止めました。

その後、彼はギャラリーのオーナーに連絡し、およそ2時間後にはボーディを無事に自宅へ連れ帰ることができました。

ウォルスキさんは「かなりのストレスを感じた」と語る一方で、「通気口を見つけて封鎖したので、今後は同じことが起きないようにした」と同メディアに話しています。

店舗経営者のヴィヴ・ケリッジさんは、「床にはいろいろな物が散らばっていました。ボーディはあるハンドバッグを気に入ったようで、まるで“試着”していたかのようでした」と振り返ります。

幸いなことに、ケリッジさんはヘビに対する恐怖症はなく、「ボーディがケガをしていなくて本当に良かった」と安堵の様子を見せました。

この出来事に対してインターネット上では、「飼い主を驚かそうとしていたのでは?」「ペットというには大きくなりすぎのようです」といった声も寄せられました。

Text by 本間才子