医師「25年間で初めての手術」 頭に11cmのツノが生えていた男性
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ロシア中西部の工業都市、ナーベレジヌイェ・チェルヌイに住む男性が、このほど頭に生えている「ツノ」を切除しました。
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頭にツノが生えていた男性
ロシアのニュースメディア『Prian.ru』によると、現在30歳になる男性は2022年頃から後頭部にツノのような角化腫が生え始めたといいます。
男性はツノが生え始めた当初はあまり気にしなかったそうですが、それがどんどん成長して長さおよそ11cmまで大きくなると痛みを伴い、寝ることも困難な状況となっていました。
男性は地元の病院を訪れ、ツノを外科手術で切除することに。
手術を執刀した血管外科医のルジル・クルマトゥリン氏(Ruzil Khurmatullin)は、「25年間の医療経験の中で今回のような手術は初めてだった」と明かしています。
また、今回の手術において同氏は「角化腫を根本から削り取り、再発を防ぐために焼灼して完全に切除した」と説明。
切除した角化腫は、組織学的検査のため関連機関に送られました。
一方、男性は手術後に再発を防ぐための投薬を受け、現在は家族と共に自宅で通常の生活を送っているそうです。




