カブス・PCAの母の日の思い出“最後のブルペン” 「泣けてくる」

AP Photo/Eugene Hoshiko

日本でも開幕戦を機に一躍有名となり、「PCA」の愛称で親しまれているピート・クロウ=アームストロング選手。

【動画】カブス・PCAの元女優である母親

母の日だった2025年5月11日、ピート選手が母親アシュリーさんとの思い出を明かしました。

カブス・PCAの過去

実はアシュリーさんは、かつて日本でも人気だったアメリカのドラマ「ヒーローズ」にも出演するなど、女優として活躍しています。

MLB」によると、そんな彼女はピート選手がまだ幼かった頃、自宅の庭で投球練習をする彼のために、キャッチャー役として付き添っていました。

しかし11歳の時点ですでに時速112kmを投げるようになっていたピート選手。

ある日、彼の投げた球がアシュリーさんの太ももに当たってしまい、大きなアザができてしまいました。

それが最後の母親とのブルペンデーになったものの、今ではお互いの良い思い出になっているそうです。

「母は父や他のコーチと同じくらい、僕のスポーツ少年時代の一部でした。本当に素晴らしい人です」と称賛しています。

今では何か悩みや心配な事があると、アシュリーさんに真っ先に相談するというピート選手。

「本当に思いやりがあって、あれをしろ、これをしろという訳ではなく、僕が何を求めているのかちゃんと理解してくれる。いつもそういう風に寄り添ってくれる人」と語っています。

またMLBがInstagramで公開したビデオメッセージでは、「僕の人生にあなたがいてくれて本当に良かった」「今の僕があるのはあの頃の母のおかげ」と心境を明かしています。

ネット上では「お母さんもあなたを誇りに思ってるよ」「こんな素敵な息子がいて幸せね」「女優なの知らなかった!」「素敵な親子」「母子の強い愛を感じる」といった反応があがっているようです。

Text by 春野 なつ