「無責任すぎる」 排水溝に巨大ヘビを投棄した男2人が拘束
画像はイメージ(Flicker/ Lies Van Rompaey )
マレーシア・スランゴール州で、男2人がある生き物を排水溝に捨てるという事件が発生しました。
この出来事は、現地メディア「Free Malaysia Today」をはじめとする複数メディアが報じています。
ヘビを排水溝に投棄
当局によると、事件が発生したのは2025年はじめのこと。
動画には、赤い長袖シャツを着た2人の男が、袋に入れた何かを持って移動する様子が映っていました。
袋の中にいたのは、どうやら大型のニシキヘビのような個体のよう。
その後、男たちはそのまま地区の排水溝にヘビを放ち、ヘビが溝の中でとぐろを巻いている様子も映し出されていました。
この動画はまもなくSNS上で拡散され、約1ヶ月後にプトラハイツ警察署へ通報が寄せられたのです。
通報を受けて、スランゴール州の野生動物・国立公園局(Perhilitan)が警察と連携し、調査を開始。
当局が容疑者の自宅を突き止め、飼育されていたとみられるヘビも押収されています。
男たちはヘビの所有に関する許可証を提示できず、動画に映っていた人物であることも認めました。
このため、2人はマレーシアの野生動物保護法に基づいて拘束されました。
国立公園局は声明で、野生動物を発見した際には、個人で対処せず、当局に通報するよう呼びかけています。
この出来事に対してネットでは、「好き勝手な場所に放置するなんて許されない」「重い罰金を課すべきだ」「本当に無責任」といった批判の声が多数上がっていました。




