アマゾン株、5年で2.3倍超! 1万円台の投資がいまや2.8万円に

画像はイメージ(Flicker/ Global Panorama

2020年5月にアマゾン(AMZN)の株を購入し、2025年5月現在まで保有していた場合含み益はどうなっていたのでしょうか。

【動画】好調な要因の1つAmazonプライムビデオ

アマゾン株価の5年前と現在

2020年5月のアマゾン株安値:$112.819

2020年5月の為替レートは、1ドル=107.488円(2020年5月29日)で計算してみます。

投資額(円換算): 112.819×107.488=約12,126円

2025年5月9日のアマゾン株終値:$192.08

為替レート(2025年5月):1ドル = 145.91円

評価額(円換算): 192.08×145.91=約28,046円

一株買っていたら、約1万6000円ほどの含み益が出ていたことになります。

ではなぜアマゾンの株価が上昇しているのでしょうか。

主に次の3つの理由がよく挙げられています。

AWS(クラウドサービス)の成長:AIや企業のデジタル化需要により、Amazon Web Servicesは継続的な収益成長を実現。

広告事業の急成長:検索連動広告やPrime Videoでの広告展開が成功し、収益の柱として定着。

eコマースの進化:配送スピードの向上、倉庫の自動化、リターンポリシーの改善などが顧客満足度と利益率を同時に向上。

AIと生成AIへの積極投資:Amazon Bedrock や Titan モデルなどの生成AI技術への投資が、将来の成長ドライバーとして評価されています。

アマゾンは引き続きAIやクラウド、広告など複数の事業で成長が見込まれており中長期の投資先として注目の存在と言えるでしょう。

Text by 浅田 一