ビーチに現れたヘビ 「ただの棒だと思ったら本物だった」
画像はイメージ(Wikipedia Commons/ Bladerunner8u )
アメリカ・メリーランド州の人気ビーチで、ヘビが姿を現し周囲の人々を驚かせました。
ビーチに現れたヘビで一時騒然
この一件は、その様子を撮影したロクサーヌ・フラナガンさんのFacebook投稿を通じて広まりました。
フラナガンさんはこの日、同僚とその子供たちとともに、オーシャンシティで開かれていた春のイベント「スプリングフェスト」を楽しんでいたといいます。
すると、7歳の娘が突然「ヘビがいる!」と叫びました。
「最初は『ただの棒でしょ』って言ったんです。でも近づいてみたら動いていて、本物のヘビでした」というフラナガンさん。
海から現れたのは、「イースタン・ホグノーズスネーク(和名:シシバナヘビ)」と呼ばれる在来種のヘビ。
アメリカやメキシコなどに広く分布し、イノシシのように反り返った鼻先が特徴です。
この鼻先を使って土を掘り、地中のカエルなどを探して捕食することでも知られています。
「最初はサメでも見つけたのかと思った」と語るのは、同行していたティファニー・レッドマンさん。
海からヘビが現れるなんて思いもしなかったものの、「子供たちはもう大はしゃぎでした」と振り返っています。
現場にはオーシャンシティの動物管理当局が出動し、ヘビは無事に保護され、別の場所へと移されました。
「People」などによるとフラナガンさんは、「娘がもうビーチに行きたがらなくならないといいけれど」と語っています。
国立水族館の副館長ダン・デンビークによれば、このヘビは人に危害を加えることはないとのこと。
「見つけたら距離を取り、そっと見守るのが一番です」と呼びかけています。
フラナガンさんのFacebook投稿には、「動いているのをみると、ゾッとしちゃう!」「私なら気絶しているかも」「子供たちを近づけないで!」といった、恐怖や警戒の声が相次いで寄せられています。
一方で、「死んだふりするとドラマチックでかわいいヘビだよ」というコメントも上がっていました。




