「犯人は誰?」 植物園に生息していたヘビが殺害される
画像はイメージ(Peter Paplanus/ Wikipedia Commons )
アメリカ・ミシガン州の植物園で、保護対象のガラガラヘビが殺されていたことがわかりました。
【画像】「悲しすぎる」何者かに殺されてしまった植物園のガラガラヘビ
ミシガン大学の植物園「Matthaei Botanical Gardens and Nichols Arboretum」がFacebookで明らかにしています。
ガラガラヘビが無念の死
発見されたのは、同園内に生息していたイースタン・マササウガガラガラヘビ。
このヘビはカナダ南部からアメリカ中西部・東部にかけて広く分布する毒ヘビで、全米でも連邦保護指定を受けている絶滅危惧種です。
ただし植物園のあるミシガン州では、まだ絶滅危惧種には指定されていません。
人間を避ける臆病な性格で知られ、通常は草むらや木陰にひっそりと隠れて暮らしています。
ネズミなどの小型の哺乳類を捕食することで生態系のバランスを保っており、自然界で重要な役割を担っています。
殺害の経緯は明らかになっていないものの、 園は「ヘビに優しくしてください」「このヘビは守られるべき存在で、傷つけるのは違法です」と訴えました。
この出来事に対し、SNS上では「とても悲しいニュース。こんな素晴らしいヘビに出会えたらラッキーだと思ってほしい」「悲しすぎる。まさかこんな無知なことをする人がいるなんて」といった悲しみや怒りの声が寄せられています。
また、「ヘビの居場所を公表しないで」といった、再発防止を訴えるコメントも見られました。




