ガソリンスタンドで彷徨っていた犬 保護された状態に「見てられない」
画像はイメージ(Flicker/ nvainio )
アメリカ・ペンシルベニア州を拠点に動物の保護活動をする動物保護団体「Pennsylvania SPCA Danville Center」が、2025年3月14日にFacebookに投稿した保護犬の写真が多くの関心を集めています。
毛玉状態だった犬が変身
動物情報ウェブサイト『The Dodo』によると、保護されたノーマという小型犬の犬は、2024年12月にガソリンスタンド付近で彷徨っているところを通りかかった人によって保護され、同動物保護団体に連れて来られました。
当時、ノーマの毛はひどくもつれた状態で、後ろ脚の腱は損傷し、目には異常があったそうです。
同動物保護団体のFacebookには「私たちがこれまで見た保護犬の中で、最も毛玉がひどい犬のうちの1匹だった」と説明しており、ノーマがいかにひどい状態だったのかがうかがえます。
スタッフはすぐにノーマのもつれた毛をカットし、不快感を取り除いてあげることにしました。
ところが問題はもつれた毛だけではなかったのです。
ノーマの右目は欠損しており、残っている左目は重度の問題を抱えていたため、切除するほかありませんでした。
両目を失い盲目となってしまったノーマですが、綺麗に毛をカットしてもらった後、里親の元で過ごす中で、徐々に盲目の生活にも慣れていった様子。
そして保護されてから3か月後、体重も増えて毛も生え変わり、愛嬌たっぷりの愛らしい犬に生まれかったノーマは新しい家族が見つかり新たな生活を送ることになりました。
Facebookには「ノーマを心から愛してくれる最高のママが見つかりました。これからノーマは愛され、二度と虐待を受ける心配をする必要が無くなりました」とあり、多くの人から祝福のコメントが寄せられています。




