わずか40cm 世界一体高の低いヤギ
画像はイメージ( Anil Öztas / Wikipedia Commons )
このほどインドの農場で飼育されているヤギが、世界で最も体高の低いヤギとしてギネスワールドレコーズに認定されました。
世界一体高の低いヤギ
今回ギネスワールドレコーズに認定された極小のヤギは、インドのケララ州で農場を営むピーター・レヌさんが飼育しているカルンビという4歳のメスのヤギです。
カルンビはカナダ産のピグミーヤギという種。
大人のヤギであるにもかかわらず遺伝性の小人症であるため体高がわずか40.5cmほどしかなく、現存するヤギの中で最も体高が低いといいます。
2021年に産まれたカルンビは、ピーターさんの農場で他の14頭のヤギと一緒に育ってきました。
そんな中で、ある日ピーターさんの取引先の客が小さなカルンビの存在に気づき、ギネスワールドレコーズに申請をするように勧めてきたそうです。
ピーターさんは申請のためにカルンビを獣医の元へ連れて行き、正確な体の寸法を測り、健康診断によってカルンビが成ヤギである確証を得た後にギネスに臨んだのでした。
見事記録更新に輝いたカルンビは、そんなことを知ってか知らずか普段通り周りの動物たちと元気に遊びまわっています。
やはり体が小さいせいか、カルンビは比較的小さな動物と遊ぶことが大好きとのこと。
そんなカルンビは最近になって妊娠していることが判明し、ピーターさんは嬉しさを隠しきれません。
ピーターさんは、カルンビから生まれてくる子ヤギがカルンビ以上に小さいのではないかと期待しており、出産の日を今か今かと待っています。




