頭はどこ? プールにいた赤ちゃんに「父親にそっくりすぎる」

画像はイメージ(Flicker/ Mathew Ingram

オンラインで広く拡散されているユニークな画像や動画を投稿するFacebookページ『Hood Memes』。

【画像】赤ちゃんの頭がどこにあるかわからない親子

同ページに2024年12月3日にシェアされた、赤ちゃんを背負ってプールに入る男性の写真が混乱を招いています。

父親と同化している赤ちゃん

写真は、「赤ちゃんの頭を見つけるのに5分かかったよ」とつづられています。

男性の背中に青と赤の水着を着た赤ちゃんがおんぶしているものの、この赤ちゃんの横顔と男性の横顔が偶然にも重なっていることで目が錯覚を起こし、頭が一つしかないように見えるようです。

写真を見た人たちからは、「赤ちゃんの頭、全然見つけられない」「見つけるまでに45分もかかった」「この赤ちゃんは父親にそっくりなんだよ」といった声が寄せられており、一瞬で赤ちゃんの頭を見つけられた人は、ほぼ皆無だったようです。

アメリカ・ニューヨーク州にある「アメリカ自然史博物館」のウェブサイトでは、目の錯覚について次のように説明されています。

「あなたが見ているものと実際のものは違うのです。脳は五感が集めた情報を単に受け取るだけでなく、見たものを認知しようとその世界を作り出そうとするのです。つまり、脳は時に不完全な情報を補ったり存在しないイメージを作りあげるのです」

世間で騒がれる心霊現象や超常現象の中には、このように脳が作り出した錯覚によるものがあるのかも知れません。

Text by Masumi.D